【岡崎市でハローサイクルをレンタル!!】料金は3時間で料金750円
ちょっと岡崎市に用事があった時に、レンタカーを借りるほどではないものの、ちょっと移動に便利な方法がないか探してみるとレンタサイクルを見つけました。
正式には、サイクルシェア事業というらしいのですが、バス路線がない地域や時間が多少かかっても自由に動きたい方には大変おすすめな移動方法です。
今回は、実際に使ってみた感想です。
岡崎市のサイクルシェア実証実験を使います
愛知県岡崎市で実施中のサイクルシェア実証実験、いわゆるレンタサイクルを使ってきました。
用事があって、駅前から少し離れたところに行きたいものの、バス路線を探しても見つからず、タクシーで動くには、ちょっと金額的に、レンタカーを借りるのもイマイチ。
そう思って調べてみたら、東京や大阪などでは提供されているハローサイクルのシェアサイクルが岡崎市でも利用できるので、活用できるのはではと思っていろいろと調べてみました。
以前から、ハローサイクルのサイクルシェアというのは名前だけは知っていたものの、実際に利用したことはなく、アプリをインストールする必要があるというのも初めて知りました。
使い方は、ハローサイクルの専用アプリをインストールして、クレジットカード情報を登録、その後にアプリ上から利用開始できるもの。
サイクルステーションについてからの使い方は、
- 自転車の液晶を押す
- →暗証番号を入力
- →使用開始して走行
- →返却ステーションへ
- →液晶の返却ボタン
- →スマホで料金確認
の流れになります。
【予約】到着30分前にアプリで予約
まずは、使える自転車がサイクルステーションにあるかの確認が必要ですs。この点はサイクルシェアに限らず、レンタサイクルの不透明で使いにくい最大の問題しれません。
ハローサイクルのアプリで使える自転車があれば、予約が可能です。予約は、30分間有効。
マップ上に青ピンが立っていれば、利用可能な自転車があるということなので、ここで予約。
予約すると、利用開始に必要な暗証番号が表示されます。利用時には、Suicaなどの交通系ICカードで解錠することもできます。
サイクルステーションの場所は複数あり
この自転車の貸出ができるサイクルステーションは、いくつかの場所があります。岡崎市の場合は、JR岡崎駅付近、名鉄東岡崎駅付近、市役所付近などに設置されています。
問題なのは、これらの場所までは別の移動手段が必要な点。駅前の便利な場所にあるステーションは、結構朝の早い時間で利用できる自転車がなくなってしまうこともあります。
こればっかりは、運次第です。今回は、平日の朝ということもあってすぐに借りることができましたが、使いたい場所で必ず使えるとは限らないのがサイクルシェアの難点ですね。
【使い方】ICカードか暗証番号でレンタル開始
予約したステーションまで徒歩で移動。今回は、JR岡崎駅の近くにある、サイクルショップあさひさんのサイクルステーションを利用しました。
すぐ隣に丸源ラーメンさんがあるので、返却後にここでラーメンを食べてから帰ろうと思って、このサイクルステーションを選びました。
では、早速レンタル開始。
予約した自転車の番号を確認して、ハンドルの液晶画面を押すと、ICカードをタッチするか暗証番号を入力するかの画面が出てくるので、今回は暗証番号を入力。なお、この液晶画面の表示が結構見えにくい時があります。特に直射日光が当たっていると反射して見えないので、少し影を作ってやると見えやすくなります。
これは、ICカードのほうがいいのかなとも思いましたが、途中の寄り道の際に、いちいちSuicaを取り出してタッチして解錠しないといけないようなので、暗証番号のほうが便利だと思います。
ハローサイクルのレンタルでは、あらかじめデポジットなどは必要ありません。使った料金を後からクレジットカードで引き落としになります。
【走行】電動自転車でラクラク走行
では、走行開始。
まずは自転車の確認を。自転車は、20インチかな?のいわゆるタイヤが小さい折りたたみ自転車サイズ。もちろん折りたたみではありません。
ライトなどはもちろんついています。電動アシストタイプでこれは信号待ちからのスタートや坂道で大いに効果を発揮。これは素晴らしい。
ただし、カゴは小さめ。ご覧のとおり、500mlのペットボトルを入れるとこのサイズ。もし大きめのカバンや小型でもキャリーバッグは少々キビしいかもしれません。
荷台部分のキャリアはありません。後ろは、後輪のロックのみ。
変速機つきの電動アシスト自転車は、走行もスムーズです。信号待ちや少しの坂道でもアシスト機能が働いてくれるので、ある程度のスピードが維持できます。
岡崎市内の広い通りでは、自転車専用レーンがあったりしますので、左側通行で交通ルールを守って走行。
目的地まで15分程度で到着。途中、マクドナルドで朝ゴハンを食べたりして、くつろぐ時間もあったり。
天気が雨の日は利用は難しいとは思いますが、今回は天気が良かったので途中いろいろと寄り道。多少遠回りしながら、無事サイクルステーションに戻りました。
なお、途中でお店によったりして自転車を施錠した際に、解錠する時には暗証番号入力かICカードが必要です。
【返却】料金は3時間30分で750円
今回の利用時間は、3時間30分。移動距離はあまり長くありませんでした。坂道もそれほど多くなかったので、アシスト自転車のバッテリー残量はこのとおり。
返却操作は、サイクルステーションに到着してから液晶画面で返却操作。
返却が完了すると、ハローサイクルからメールが届きます。利用時間と料金が表示されているので、一応確認。3時間30分で750円。まぁ、こんなものかといった料金。
ハローサイクルのレンタサイクルは、1日24時間レンタルすると1,000円の定額制なので、もう少し乗っても良かったなという気もしますが、今回は用事が無事済んでしまったので、すぐに名古屋へ戻りました。
サイクルステーションは、借りる場所と返却する場所が違うステーションでもOKなので、もし東岡崎駅の方が便利だと思えば、別の場所での返却もOK。ただし、事前にアプリで返却できるステーションかの確認が必要です。
【支払い】支払いはクレジットカード
今のところ、ハローサイクリングの支払いは、クレジットカード、スマホキャリア決済、ヤフーウォレットから選ぶことができます。
今回の料金は、登録したクレジットカードでの支払いが可能です。
せっかくICカードでの利用と解錠ができるのであれば、Suicaで支払いができればいいのかもしれません。
いずれにしても、現金でのレンタルはできませんので、あらかじめクレジットカードを登録しておくなどの手続きが必要です。
可能性は抜群!!ただし問題もあり
使ってみた感想は、とても便利なのが一番。やはり料金が圧倒的に安く、行きたい場所にいける自由度はレンタカーよりも便利です。
岡崎市を含め愛知県内の移動は、やはり車が必須。電車で行ける範囲ならいいのですが、今回のように駅から少し離れた場所であれば、レンタカー、タクシー、路線バスの利用しかありません。
今回のように、シェアサイクルで自転車が安くレンタルできるのは大変ありがたく便利に感じました。
ただ、問題点としてはサイクルステーションまでの移動手段を考える必要があるのと、レンタルしたい場所にレンタルできる自転車がないことが結構あるという点。
自転車の使い方や乗り心地はかなり工夫されていて、最初はもっと手間取るかと思いましたが、意外にもスムーズに借りることができました。
これは、もっと全国的に広がってほしいという思いはありますが、やはり安全面や維持の点で、費用がかなりかかってしまうので事業として採算が取れるかというとはっきり言って微妙なところ。
岡崎市は、市の実証実験として行っているということなので、当面は続いていくようですが、多くのひとに利用して頂いて、ある程度の採算がとれるようになって継続できていければいいのですが。
もし、岡崎市で移動手段に「自転車があれば」と思っている方は、一度利用してみることをおすすめします。