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G20やアメリカ大統領の来日はど田舎でやれよ

大都市でやる意味ないよね

 G20やらアメリカ大統領来日やら、日本に来日する外国首脳があるのは多いに結構なこと。外交上大変有意義な会合が行われるのは、それなりに意味のあることだと思います。

ただ、外国首脳が来日するたびに交通規制やら警備強化で少なからず影響を受ける人たちがいます。

特にアメリカ大統領来日の際には、交通渋滞やら警備のための規制があちこちにで強化されます。

空港でも意味不明なスーツのベルトまで外させての保安検査まで行わせる始末。

コインロッカーは主要駅で使えなくなるわ、影響大きすぎる印象しかないんですよね。

わざわざ東京やら大阪などの大都市でやる意味はないのではないかと思いますよ

警備で閉鎖したいなら田舎こそ最適

わざわざ規制やら閉鎖してまで、一般の人や危険人物などを含むデモの人たちを遠ざけたいなら、それこそ人の少ない田舎でやったらといいんですよ

日本各地に空港があるわけで、そういう田舎の空港に直接外国から来てもらって、日本の閣僚なんかも飛行機で来れば、田舎のさびれた空港もそれなりに活気が出るもの。

そもそも田舎なら人も少ないし警備しやすいですよね。それに田舎ならよそ者が入り込んでたらそれなりに目立ちます。

大都市で交通渋滞引き起こしてまで会合する意味ないんじゃないかなと。

大都市で交通渋滞させる意味とは

これは本当に意味不明。東京やら大阪やらそれなりの大都市で交通渋滞させてまで、外国から首脳を呼ぶ意味はないかと。

外国から首脳を呼ぶ意味なんて会合か友好かぐらいなもの。それなら雑音の少ない田舎でやればいいじゃん。

かつて安倍総理の地元山口県のど田舎にロシアのプーチン大統領を呼んで温泉に浸かって何の成果もない会合をしたことがありましたが。

なんせプーチン大統領遅刻、温泉も飯もろくに楽しめなかったほぼ意味なし外交行事だったのですが、警備は山口県とその後の東京で一部強化されたのみ。

そう。山口県で充分なのです。

ど田舎の警備ならそもそも警備の人数も大都市よりは少なくて済みます。山口県のど田舎のあぜ道の警察官並べとくだけで済むなら結構では?

交通規制にしても、東京大阪で規制して迷惑を被る台数よりはるかに影響は少なくて済みますよ。

宿泊施設にしても、警備強化の警察官が期間中は借り上げてくれるのでいつもよりむしろ大繁盛。

旅行者の数もたがが知れているので、影響は少なくて済みますよ。

コインロッカー閉鎖で旅行者にも大打撃

東京にアメリカ大統領が来た時なんて、東京新宿を始め山手線内側はコインロッカー閉鎖。

都営もメトロもすべてコインロッカーを閉鎖してしまいました。

それでなくても週末の東京のコインロッカー難民は多いのに。外国からの旅行者も困ってしまいます。

手荷物預かり所も主要駅では利用できず、駅から相当歩いて使えるサービスも時間が限られていて使えないことも。

ホテルで預かってくれることもありますが、そう上手くいかないことも多いですよね。

こういう不自由を経験してしまうと、大都市でのこういう首脳の来日イベントはやめてほしいと強く感じてしまいます。

騒ぎたいのはマスコミだけでは?

正直、アメリカ大統領が東京に来ても大騒ぎしたいのはマスコミだけのような気がしています。

外交上注目を集める会合ならそれなりに注目する人もいるのでしょうが、それでもマスコミの注目は何を食べたか、どこに行ったかぐらい。

ゴルフなんて田舎のゴルフ場に連れて行ってあげた方がいいんじゃないかなという気もします。

会合のホントの成果なんてどこでやっても同じこと。事前に大筋で決まった内容を首脳同士が握手して会見するだけ。

それなら田舎でやればいいじゃん。

ど田舎でマスコミ集めて会見して、ご飯食べて空港でヒュンと飛び立ってもらえば結構。

その期間中のみ田舎の人たちには不自由かも知れませんが、大都市で交通渋滞なんて1000台や2000台どころではない台数のクルマが影響を受けてしまうのです。

田舎ならコインロッカー閉鎖しても影響はほぼなし、人も少ないので警備もしやすいですよ。

田舎でやるメリットはこんなに

田舎こそこうした首脳会合にはうってつけ。都会の雑音を離れて、会合にも集中できます。さらにマスコミが田舎に来れば注目度が高まっていいことづくめです。

旅行者への影響も少なくて済みます。高速道路を通行止めにしたところで、大都市と比較すれば影響はごくごく小さくて済みます。

田舎ならよそ者が入り込んでいれば目立って仕方がないので、不審者も見つけやすいです。警備も人が少ないのでやりやすいです。

サミット専用施設にうってつけの島がある

こういう外国から首脳が来日する際に、当然飛行機が離発着できる空港が必要。しかもそれなりの長さの滑走路がある空港が。

実は日本の各地には、それなりの長さの滑走路を備えた空港が存在します。もっとも現在の地方空港のほとんどがジェット機を就航させるために2000mから2500メートルの長さの滑走路を備えています。

そんな空港の中でも、離島で人が少ないながら充分な長さの滑走路を備えた空港があります。

沖縄県の下地島というのがその場所。沖縄本島からも離れた島ですが、2500mの長さの滑走路とさらに電波誘導施設を備えています。

かつては全日空がパイロットの実機訓練施設として使っていた空港で、現在では訓練も行われずほぼ使われいない存在の空港です。

この島なら、はっきり言って土地も空いている上に人も少なくて、こうした首脳会合が行われる場合でも影響はごくごく小さくて済みます。

必要なら島のどこかに専用の外交用施設を作ってもいいぐらいです。首脳が東京に来るたびに交通規制やらコインロッカー閉鎖やらで苦労する大都市の人にも理解されやすいはずです。

アメリカで言うならキャンプデービッド的な政府の施設ですが、日本にもほとんど使わない迎賓館なんかを維持するよりは、田舎にこういう施設を作ることのほうが意味のあることのような気がします。

兎にも角にも、大都市で首脳が来るたびに、交通規制やらコインロッカーの閉鎖やらで苦労させられるのは勘弁して欲しいものです。