2019/11/18

18きっぷの解説案内文が超長い!!2021年は4枚もついてくる

　青春18きっぷに付属して発行される案内文が年々長くなってます。2021年分は1枚のきっぷに4枚もついてきます。クレジットカードで購入すると、クレカの利用明細と合わせて6枚も切符状の紙が発行されてきます。

　今回は、その券面について詳しくご紹介していきます。

18きっぷについて

　18きっぷとは、全国の列車で使える企画乗車券。5回分が1セットで販売される、いわゆる乗り放題チケットのこと。2021年夏バージョンの価格は、12,050円。

　1回分2,410円でJRの在来線が1日乗り放題となる。利用できるのは、普通や快速列車のみ。5回分あるので、1人で5回分楽しむのか5人で1回分楽しむのかは、人それぞれ。

　たっぷり乗りたい人にとっては、5回分も全国の列車が楽しめる。ちなみに天候や事故で運休になっても、払い戻しや新幹線への代替などはないのでご注意を。

　青春18きっぷの案内文は、購入時に発行される紙に印刷された「ご案内」のこと。

　18きっぷ利用時の注意事項が長々と記入されています。2020年3月購入の春の注意書きがこちらです。

　合計4枚あります。

5回(人)まで利用できます。(複数人数でも利用できます。なお、複数人数の場合は、同一行程となり、入出場の際には必ず青春18きっぷ本券が必要です)
快速・普通列車の普通車自由席・BRT・JR西日本宮島フェリーが利用できます。
乗車時に改札口で(無人駅から乗車の際は車掌から)、利用日の記入を必ず受けてください。
乗車が翌日にまたがる場合は0時を過ぎて最初に停車する駅まで(東京・大阪付近の電車特定区間内では最終電車まで)有効です。
特急(新幹線含む)・急行列車・グリーン車に乗車する場合は特急券・急行券・グリーン券等のほか、普通乗車券が別に必要です。
快速・普通列車のグリーン車自由席のご利用時にはグリーン券が、普通車指定席のご利用時には座席指定券が、乗車整理料金やホームライナー料金が必要な列車のご利用時には別に料金が必要です。

奥羽本線新青森～青森間、石勝線新得～新夕張間は、特例として当該区間内相互発着の場合に限り、このきっぷのみで特急・急行列車の普通車自由席に乗車できます(新青森～青森間相互発着に限り全車指定席の快速・普通列車の普通車の空いている席も利用可能)。なお特例区間外にまたがり乗車する場合は全乗車区間の乗車券及び料金券が必要です。宮崎空港～宮崎間、早岐～佐世保間はこのきっぷのみで特急列車の普通車自由席に乗車できます。
払戻しは有効期間内で未使用に限り発売箇所で行います(要手数料)。
列車の運行不能・遅延等による払戻し及び有効期限の延長はいたしません。
災害等の理由により、利用予定の列車に接続せず、当日の最終目的地に到着しない場合でも新幹線・特急等への乗車はできません(一部区間を除く)。

旅客鉄道会社線(JR線)以外の会社線を経由する列車をご利用の場合は別に会社線に有効な乗車券類が必要です。ただし、青い森鉄道線の青森～八戸間は通過利用する場合に限り快速・普通列車の普通車自由席に乗車できます。当該区間内で下車した場合、別に会社線乗車区間の運賃が必要です(青森・野辺地・八戸に限り下車可能)。あいの風とやま鉄道線の富山～高岡間、IRいしかわ鉄道線の津幡～金沢間はJR線へ通過利用する場合に限り、普通列車の普通車自由席に乗車できます(乗車整理券・ライナー券が必要な列車には、別に乗車整理券・ライナー券が必要)。当該区間内で下車した場合(富山・高岡・津幡・金沢では下車可能)、または当該区間を越えて乗車した場合、別に会社線全乗車区間の運賃が必要です。

　かなりのボリュームがあります。一番重要なのは、自動改札機が利用できない点です。最近は、地方の小さな駅でも自動改札機なので駅員さんがいないと改札機が通れません。駅によっては、ビデオ通話可能な装置が設置されているので、遠方の駅で確認後に改札が開く場合もあります。

　2021年7月購入の夏バージョンでは、4枚で以前のものより少し長くなっています。

　下線が追加されたところです。以前は、1枚目似合った記述が4枚に書き換えられた形ですね。

　2021年も冬バージョンの18きっぷが発売されると思います。利用する予定は今の所ないのですが、もし利用するなら購入して確認してみたいと思います。